ジュエリー専門学校ー〈打ち出し「てんとう虫」〉

危険な暑さ!って聞いたことありましたー?溶けそう・・です。

さて前回見ていただいた「てんとう虫」ですが、煮色しました。

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伝統工芸「打ち出し」/ジュエリー専門学校

煮色とは、銅合金の表面の化学処理方法の一つ。薬液の中で煮込むことにより、表面に酸化被膜を形成させ耐候性を付け、独特な発色の表面に仕上げること。合金の種類により違った色合いが出せます。

この怪しげな緑の液体の中で煮ること30分。

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予想どうりの色味に染まってきたぞー!とほくそ笑む私。

左の子は、ベースが純銅なので赤褐色に染まる予定。右の子は、赤銅(銅と金の合金)で青みがかった黒色にそして背中の星は純銅なので赤く染まる予定。さあ、引き上げて見ましょう。

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伝統工芸「打ち出し」/ジュエリー専門学校

んー、染まってはいる!が、ムラあり・・。なんと溝に全く色が入ってないではありませんか!煮る前の工程として、炭研ぎをするんですがそこが不十分。溝に至っては完璧にノーマークでした、染まるはずが無いわけで。

と言うわけで「はい、やり直し!!」と師である校長先生に軽く言い渡され、はい!やり直します。明日、1日かけて炭研ぎします。次回をお楽しみに。

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ジュエリー専門学校ー伝統工芸「打ち出し」

梅雨の晴れ間というより、夏本番の暑さ!がやってきてます。

先週お届けした打ち出しの「てんとう虫」、今週の経過をお見せしたくしつこく掲載させていただきました。IMGP0005 (1)

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伝統工芸「打ち出し」/ジュエリー専門学校

これが先週の状態。あれから土台から切り取り、きさげとヤスリで形を整え、朴炭で磨きだしたところ。まだまだ磨いてツルツルになったら、裏面に板を張りピンをつけて完成!と。来週出来上がりをお見せできたら、おなぐさみ。上の

上の

ジュエリー専門学校ー伝統工芸「打ち出し」

今日は梅雨空が戻ってます。この季節、元気なのは紫陽花だけ・・

さて、私上野はここ吉祥寺本校で「伝統工芸」を修行中。只今制作中のを作品を見てやってくださいませ。

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「打ち出し」伝統工芸/ジュエリー専門学校

 

何なに!?とお思いですか・・「てんとう虫」。打ち出しという技法、一枚の金属の板からできてるんですよ!赤銅(少量の金を含む銅合金)の板を先ずはお裏から叩きお椀状にし、斜め上から叩き図案を浮き上がらせます。焼きなましで金属を柔らかくしながらの地道な作業になります。形ができたら、背中の星は銅で目は純銀で象嵌をします。そして、てんとう虫を浮かび上がらせるように下の部分を絞ります。ここまで約数ヶ月。

これから、土台から切り取り磨きをかけ、裏打ちをしピンをつけ、煮色をしたら完成!となります。まだまだ試練の道は続きます・・完成しましたらまたアップしますね、見てくださいませ!!上の